地道にやってきたことが、結果に繋がらず報われませんでした。
めっちゃ落ち込みました。
心配もしました。
相手を責める気持ちも湧きました。
さらに落ち込みました。
みなさんはそんな時、どうやって気持ちを切り替えていますか?
ハッキリ言って、私は気持ちの切り替えは苦手です。長い間、落ち込んで、心配も広がっていきます。
久しぶりにここまで落ち込みました。
せっかくアドラー心理学を学び、実践をしてきたんです。
このまま落ち込み続けるわけにはいきません。どうやって回復するか、自分で実験するチャンスと捉えました。
自分を勇気づける自己勇気づけは、苦手なのですが、効果があったので、まとめました(^ ^)
ひとつずつ説明していきますね。それぞれ単体でも効果があります。
目次
とことん落ち込む(ありのままを受け入れる)
これ。いちばん大事です。
逆に、落ち込んでる時に、その気持ちを否定するのはキケンです。
例えば、
こんなことで落ち込んじゃう自分はダメ
落ち込んでる場合じゃない。この挫折を次に活かさなくちゃ
前向きに切り替えてる感じで、いいように見えますが、落ち込んでる自分を否定してしまっています。
落ち込んでいる気持ちを否定してしまったら、傷口に塩を塗るようなものです。
誰かに気持ちを否定されると嫌な気持ちになりますよね。
現状を否定してしまうと、なかなから次に進めないんです。
そもそも、努力していたことが結果に結びつかず、落ち込んでしまうのは普通では無いでしょうか。
もし、普通でなかったとしても、落ち込んでるのは事実。
まずは、その落ち込んでいる気持ちを肯定して、とことん落ち込んじゃうことにしました!
そうしたら、少し落ち着いてきました(^^)
休日出勤ヤダヤダヤダ〜になった時、ヤダという気持ちをそのまま受け止めたら、勇気が湧いてきました。
以前の自分と比較する(1年前3年前)
次のステップは、以前の自分と比較する。
効果的で成功率の高い、自己勇気づけです。
「結果に結びつかなかった=成長してない」というわけではありません。
1年前や3年前の自分と比べてみてください。
きっと成長しているはずです。
ましてや努力してきたんですから。
以前の私と比べてみると、、、
アドラー式子育て始めました。効果もそこそこでています。残業もたくさん減らすことができました。家事負担割合も増えました。
結構、成長していると自画自賛。少し元気が出てきました。
でも、すぐに落ち込みモードにも逆戻り。
また、ありのまま落ち込むことにしました。
家事を頑張ってるのに妻からのダメ出し(実際はアドバイスなんですけどね)。過去の自分と比較して、自画自賛して、気持ちに折り合いをつけました。最近は、アドバイスに聞こえてきました。
心配事を書き出してみる(妄想との戦い)
次のステップは、過度な心配との向き合い方です。
私は心配性なところがあるので、心配が広がり過ぎてしまうことがあります。
でも、心配する気持ちも否定してはいけません。心配することで、新たなアイディアが浮かんだり、プラスになることだってあります。
ただ、ほっておくと、心配が暴走してしまうことがあるんですよね。人間の脳って、想像力が豊かなんです。
心配事を紙やスマホのメモに書くことをオススメします。
列挙したものを見ると、大したことないがないこと。簡単に解決できること。簡単ではないけど解決策がありそうなこと。
モヤモヤが整理されて、気持ちが落ち着いてきます。
統計的にみて、心配事は実際に起こることはほとんどないという調査結果もあります。経験上も、言われてみれば、起こることはぼぼないことに気づきます。
百歩譲って心配事が起こるとしましょう。
致命傷になることはないのではないでしょうか。
また百歩譲って、致命傷になるようなことがあったとします。解決策を考えればいいんです。解決策がないのであれば、そもそも心配しても仕方ありません。
ここで備忘です。「解決策がないのに心配する自分はダメ」と心配する気持ちは否定してはいけません。
心配する気持ち事態は、そのまま肯定です。
でも、心配事を書き出した後は、きっと、暴走は止められます。
今回の私の場合、こんなに落ちこみましたが、心配事は大したことはありませんでした。起こり得る可能性も極めて低く、解決策もありそうです。
心配の暴走は止めることができました。
そもそも心配事は心配する必要はないかも?と思える考え方に触れました。心に響きました〜。
上手くいったことに目を向けてみる(あるもの探し)
努力が思うように結果に繋がらずに落ち込んだわけですが、本当に本当でしょうか。
「本当に本当?」と自問自答してみてください。
意外と上手くいったこともあるはずです。
上手くいかなかったこと。つまり、無いものに注目してしまうと、あるものを見落としてしまうんですよね。
あるもの探しをしたら、努力したことによって変わった良い変化。ありました!
だいぶ、元気になってきました(^^)
家族旅行はめんどくさいと思っていたところがありましたが、今では楽しみになりました。ハプニングだって楽しめる要素が実はあることに気づきました。
感謝の気持ちを持つ(あるもの探し)
次は、他者に対するあるもの探しです。
物事が上手くいかず、他人を責める気持ちが出てしまった時に有効です。(くれぐれも、責める気持ちは否定せずに)
極端な例ですが、苦手な人や嫌いな人であっても、結構、お世話になっていて、感謝ポイントもあるもんです。
感謝の気持ちが芽生えると、さらに、元気が出てきます。
1ヶ月に風邪を2回もひいて迷惑をかけまくりました。もう、腹をくくって、感謝するしかありませんでした。
今後どうしたい?(目的に注目)
元気もそこそこ出てきたところで、目的に注目です。
落ち込んだということは、「どうにかしたい」という気持ちがあるはずです。
今後どうしたいか。自分の素直な気持ちに耳を傾けてみました。
ここまで来ると、モチベーションも上がってきます。「落ち込む」という取り扱い注意のネガティブな感情が、未来志向のプラスへの動きに変わった瞬間です。
過去への執着だって未来への勇気づけのメッセージと気づきました。落ち込みや後悔だって、ポジティブな目的がありました。
「やめてもいいや」も選択肢に入れておく(辞める勇気)
最後に大切な留意点を付け加えます。
諦めたって、辞めてもいいんです。
「諦めてはいけません」「途中で辞めてはいけません」という価値観が、過度に働いていることはありませんでしょうか。
諦める=努力をやめる
ではないですよね。
努力をしてみたものの、結果に結びつかず、自分(又は今の自分)には合っていないと気づくこともあります。
それなら、いっそのこと諦めて、別のことに努力を傾ければいいのではないでしょうか。
時には勇気を出して、辞めることも選択肢の1つです。
「辞めてもいいけど、辞めないことにした」
くらいの方が
「一度決めたことは最後までやり通す!」
と意気込むよりも、気持ちも楽ですし、パフォーマンスも上がります。
辞めることは新たな始まりになると実感しました。辞めないと決め直してもいいですし、辞めてもいいんです。
長くなりましたが、気持ちを切り替える方法を、もう一度、列挙して終わります。
・とことん落ち込む(ありのままを受け入れる)
・以前の自分と比較する(1年前3年前)
・心配事を書き出してみる(妄想との戦い)
・上手くいったことに目を向けてみる(あるもの探し)
・感謝の気持ちを持つ(あるもの探し)
・今後どうしたい?(目的に注目)
・「やめてもいいや」も選択肢に入れておく(辞める勇気)
最後まで読んで頂きありがとうございました。