先生方へ〜とても幸せな中学受験生活でした

先生方へ〜とても幸せな中学受験生活でした

妻も私もずっと公立。息子が中学受験をしたいと言い出した時は、遊びたい時期の受験ってどうなんだろうかと迷いもありましたが、終わってみると、息子と家族にとって、かけがえのない経験となりました。

息子の中学受験の振り返りを、先生方への感謝状という形で、残したいと思います。

先生方へ〜とても幸せな中学受験生活でした

3年間、息子に寄り添って頂き本当にありがとうございました。お陰様で、息子は、とても幸せな中学受験生活を送ることができました。結果は関係なくです。

幸せになる経験とスキルを身につけたと実感しています。将来、困難を克服する力にもなっているはずです。

とにかくイキイキしていた

お迎えに行くと、息子の顔を見ればわかりました。スッキリした顔というか、充実した時間を過ごしていたことが。友達との帰路も、とても楽しそうにしていました。

コロナ禍で、オンライン授業を受けることになり、息子の頑張っている姿も見ることができました。

きっと、先生やクラスメートとの関係性がいいんだと思います。素の自分をみんなに受け入れられてる感覚や信頼関係も高いんだと推測します。

そんな環境を整えてくださっていた先生方に感謝しています。

心の支えになる楽しい思い出

3年間でたくさんの楽しい思い出もできました。

帰りに家族みんなで夕食をしたり。タピオカやソフトクリーム。おもちゃやさんで大好きなデュエル・マスターズのカードを買ったり。

夏合宿もとても楽しかったようです。社会見学。プール遊びにバーベキュー。もちろん、みんなでの勉強も。

速読大会の団体戦で塾が全国3位になって表彰式に参加したこと。

ハロウィンパーティでのバルタン星人の仮装。

ポイント制度でのお菓子。塾の帰りに、ちっちゃいお菓子を嬉しそうに食べていた光景が目に浮かびます。

たくさんの楽しい思い出が、きっと、将来、挫けそうになった時、心の支えになります。

自ら成長するスキルを身につけた

ホームルームや学習記録を中心に、自ら計画を立てて実行するスキルなど、長期的に役に立つ力をつけることができました。

普通、社内研修などでやるようなワーク。SMARTでの目標設定を子ども達でもわかりやすいように「かきくけこチェック」としたり。マシュマロテストやモチベーションのこと。1階の脳と2階の脳の話。瞑想。子ども同士で1 on 1を経験させたり。

いろんな仕掛けで、子ども達を導いてくださっていたことが学習記録や息子との会話からわかりました。

そして、受験本番の追い込みの1ヶ月は著しい成長を見せることになります。自分で計画を立て、先生に相談して調整。親のアドバイスにも耳を傾けて、納得したものを採用。今まで学んできたことが形になった瞬間でした。

受験が終わった日に、中学受験の経験を、大学受験にどう活かすかを考えていたのには驚きです。

3年間で自ら成長するスキルを身につけたのではないかと思います。

中学受験生活どうだった?

本番の前日。1月31日に妻が息子に聞きました。息子の答えは

「楽しかったぁ」

そして20時09分に本番前の最後の勉強が終わると

「中学受験勉終わったぁ!」

まだ本番前なのに、終わったぁとスッキリ(笑)そんな風に言えた息子は幸せです。最後の1日、直前まで伸びることを信じて頑張っていました。

正直、全滅も覚悟して、全部落ちた時のメリットや、受かっても受からなくても今後の幸せには全く影響がないことを話したくらいです。

本番前の数週間は、コロナ禍の中、無事に受験が終わることだけを祈っていました。

しかしながら、本番前にスッキリした息子を見て、力を発揮してくれるんじゃないかと期待がもてた瞬間でもありました。

そして、ご縁のある中学に巡り会うことができました。

3年間、本当に、ありがとうございました。今後の息子の人生を報告できる日を楽しみにしています。