忙しい朝の新たな子供との過ごし方へ
忙しい朝、すべての用意が完了して、久しぶりに自由時間ができました。そして、スマホをいじってた時の妻からの一言でした。
「なんで側にいてあげないの?」
今、何に集中すべきか
スマホいじってる場合?
そんな風に、ハッと思わせてくれた妻からの一言でした。
朝は本当に慌ただしいですよね。
子どもを起こして、着替えさせて、朝ごはん、ゴミ捨て、食器洗い、自分の準備。時にはイライラ。夫婦喧嘩。子供が大泣き。などなど。
自由時間ができたら、つい、ソファーに座りたくなっちゃいました。
ちなみに、ママ達にはソファーに座るという選択肢は、最初からないようなので、恐縮です。。。
せっかく手が空いたんだから、子どもの隣に座る。
それが、最も価値のある行動と、ハッとしました。
いつもはテレビを観ながら、なかなか朝ごはんを食べない我が家の5歳のプリンセス。
隣に座ると「お膝〜」と甘えてきました。
その後は朝ごはんも進み、私にとっても、幸せな時間となりました。
これからは、もっと、そばにいて、一緒にご飯を食べられたらいいなあと思った朝でした。
アドラー式子育て-Closet Listening(隣に座るだけ)
ちなみに、この「隣に座るだけ」。アドラー式子育ての手引きのひとつなんです。
以下、Positive DisciplineのCloset Listeningの翻訳引用です。
何も聞かず、ただ、子供の側へ。それだけで、子供から、何か話し始めるかもしれません。
1) ただ子供の側で一緒にいる時間を持ってみる。
2) 子供が「なーに?」と聞いてきたら、「ただ一緒にいたいだけ」と答える。
3) もし、子供が何か話し出したら、何も判断せずにただ聞く。
4) もし、何も話してこなかったら、ただ、一緒にいることを楽しむ。
ただ、隣に座るだけ。といった感じです。
ちょっと話はそれますが、会社で、上司や部下が質問をしに来て、ただ聞いているだけで、相手が勝手に答えを見つける。そんなこと、結構ありませんか?その逆も。
息子が勉強で分からないことがあると、私は、机の側に行って、ただ、分からないことを聞くことに徹することにしています。中学受験勉強の問題は、もはや、教えられませんし(^^)
すると、不思議と、勝手に答えが解ることがあるんです。
側にいるだけで、なんか、パワーを送るみたいです。
隣に座るだけで、安心感や所属感を感じることができるんですね。たぶん。その上で、聞いてもらうことで、自分の考えが整理されたり、ひらめきに繋がるんだと思います。
子供は、こちらから、アレやこれやと質問しても、ガミガミ言われてる感がでて、リラックスできません。ただ、隣に座るだけだと、逆に、何か話したくなるんですね。
隣に座るだけで、勇気づけ。
面白いアドラー式子育ての手引きだと思いました。
下記はPositive DisciplineのCloset Listeningへのリンクです。
https://www.positivediscipline.com/articles/closet-listening