「なんで側にいてあげないの?」忙しい朝、妻からの一言

「なんで側にいてあげないの?」忙しい朝、妻からの一言

2019年11月23日

忙しい朝の新たな子供との過ごし方へ

忙しい朝、すべての用意が完了して、久しぶりに自由時間ができました。そして、スマホをいじってた時の妻からの一言でした。

「なんで側にいてあげないの?」

今、何に集中すべきか

スマホいじってる場合?

そんな風に、ハッと思わせてくれた妻からの一言でした。

朝は本当に慌ただしいですよね。

子どもを起こして、着替えさせて、朝ごはん、ゴミ捨て、食器洗い、自分の準備。時にはイライラ。夫婦喧嘩。子供が大泣き。などなど。

自由時間ができたら、つい、ソファーに座りたくなっちゃいました。

ちなみに、ママ達にはソファーに座るという選択肢は、最初からないようなので、恐縮です。。。

せっかく手が空いたんだから、子どもの隣に座る。

それが、最も価値のある行動と、ハッとしました。

いつもはテレビを観ながら、なかなか朝ごはんを食べない我が家の5歳のプリンセス。

隣に座ると「お膝〜」と甘えてきました。

その後は朝ごはんも進み、私にとっても、幸せな時間となりました。

これからは、もっと、そばにいて、一緒にご飯を食べられたらいいなあと思った朝でした。

アドラー式子育て-Closet Listening(隣に座るだけ)

ちなみに、この「隣に座るだけ」。アドラー式子育ての手引きのひとつなんです。

以下、Positive DisciplineのCloset Listeningの翻訳引用です。

何も聞かず、ただ、子供の側へ。それだけで、子供から、何か話し始めるかもしれません。

1) ただ子供の側で一緒にいる時間を持ってみる。

2) 子供が「なーに?」と聞いてきたら、「ただ一緒にいたいだけ」と答える。

3) もし、子供が何か話し出したら、何も判断せずにただ聞く。

4) もし、何も話してこなかったら、ただ、一緒にいることを楽しむ。

ただ、隣に座るだけ。といった感じです。

ちょっと話はそれますが、会社で、上司や部下が質問をしに来て、ただ聞いているだけで、相手が勝手に答えを見つける。そんなこと、結構ありませんか?その逆も。

息子が勉強で分からないことがあると、私は、机の側に行って、ただ、分からないことを聞くことに徹することにしています。中学受験勉強の問題は、もはや、教えられませんし(^^)

すると、不思議と、勝手に答えが解ることがあるんです。

側にいるだけで、なんか、パワーを送るみたいです。

隣に座るだけで、安心感や所属感を感じることができるんですね。たぶん。その上で、聞いてもらうことで、自分の考えが整理されたり、ひらめきに繋がるんだと思います。

子供は、こちらから、アレやこれやと質問しても、ガミガミ言われてる感がでて、リラックスできません。ただ、隣に座るだけだと、逆に、何か話したくなるんですね。

隣に座るだけで、勇気づけ。

面白いアドラー式子育ての手引きだと思いました。

下記はPositive DisciplineのCloset Listeningへのリンクです。

https://www.positivediscipline.com/articles/closet-listening

Positive Discipline 「Closet Listening」より