子どもがコップの水をこぼしそうな時にできる2つの対応

子どもがコップの水をこぼしそうな時にできる2つの対応

2020年1月4日

レストランで子供がコップをテーブルのフチに置いている光景。よくありますよね。

まさに我が家のお兄ちゃん!

つい言ってしまうのが(ママはすかさず言います)

「なんでそんなところに置いてるの!」

「そんなところに置いてたらこぼすでしょ!」

親がコップを動かしたり

しぶしぶお兄ちゃんが動かしたり

アドラー式子育てを実践したいパパとしては不満なんです。。。

2つの対応方法があります

  1. そのままほおっておく
  2. 好奇心をそそる質問をする

そのままほおっておく

失敗大歓迎ということを教えたい時に最適です。子供のうちにたくさん失敗して起き上がる練習をしておいたほうがいいですよね。

そのままほおっておくにはこぼすのを覚悟する必要があります。こぼしてめんどくさくなるかもしれませんから。でも、覚悟しておけば、こぼしそうな状況にイライラしなくなります。例え、こぼしたとしても、大惨事ではないですよね。毎回こぼすわけでもないです。

また、覚悟をしておけば、こぼしてしまった時も、慌てることなく、落ち着いて対応することができます

実際にこぼしてしまったら?

コップをテーブルから落としてしまったり、こぼしてしまったら、ます、慌てずに、冷静でいることが大切です。

そして、結末の責任を子供にとってもらいます。親が手伝ってもいいです。困っている人を助けるのは当たり前の行動なので。ただ、肩代わりをしないように留意が必要です。

自分で責任を取ってもらいます。
関連性があるので罰とは異なります。
役に立っているのもポイントです。

幼児さんでも、できることは思ったよりあります。結構いろんなことができます。

勇気づけもセットで。失敗した気持ちに寄り添って共感したり。お片付けが終わったら一緒に喜んだり「きれいになったね。頑張ったね」。

子供はきっと失敗から何かを学んでいるはずです。すぐにできるようにはならないかもしれません。子供の力を信じて長期視点で見守ります。

好奇心をそそる質問をする

うわー。さすがにこぼすの覚悟できないな。そんな余裕はないなぁ。レストランだし。迷惑かけたくないし。そんな時は好奇心をそそる質問が効果的です。今日の私が、まさにこの対応でした!(その体験から今日のブログのテーマが決まりました)

お兄ちゃん。コップをテーブルのフチ。しかも目の前に置いていたんです。ハンバーグを食べにくそうに食べていました。しかも、いつ、コップに肘が引っかかってもおかしくない状況でした。そこで一言。

「なんか食べにくそうだね」

さすが5年生。すぐに自分で気づきました!コップを移動して、ハンバーグを手前に動かしました。

「そうだよね〜。そっちに置いたほうがいいよね。」(軽く勇気づけ)

きっと何かを学んでくれたと思います。

コップこぼし以外でも、その他の失敗しそうな場面で有効な2つの対応です。イライラも減りますよ〜。逆に失敗しそうな時に「よっしゃ〜」という気持ちになることもあります。意地悪なお父ちゃんです。