久しぶりの兄妹げんか。
お兄ちゃんが、妹が作ったブロックの作品を勝手に片付けてしまい、妹が激怒。何回謝っても妹は許しません。そのうち、お兄ちゃんが、逆ギレ。泥沼状態が続きました。
以前のお父ちゃんとは違います!
アドラー式子育てで、落ち着いて対応できました(うまくいって嬉しかったです^ ^)
兄弟ゲンカに対する「アドラー式子育て」の基本的な考え方は
兄弟ゲンカに親は介入しない。
どちらかの味方につくことはしない
6歳離れているお兄ちゃんに我慢させがちですが、今回は平等に接することができました。
介入すると、どうなるか。
特に、お兄ちゃんに我慢させようとすると。
さらにエスカレート。
よくあることですよね。
お兄ちゃんは、不公平感を感じ。
妹は、心の中で、しめしめ。
でも、介入しないといっても、「放置」や「何も言ってはいけない」というわけではないんです。
「どちらの味方にもならない」
それさえ守っていれば、あとのことは、結構、オッケーです。
うちの場合、下の子は、6歳下の4歳なので、しばらくすると泣きついてきました。
それでも、味方はせず、「共感」と「つながり感」のみに徹しました。(抱っこして、気持ちのおうむ返し)「〜が嫌だったのね〜」など。
味方はしないので、ちょっと物足りない感は、あるようでした。
しばらく、見守り状態が続きましたが(家事を黙々と続行)、仲直りする気配がしませんでしたので、試しに、ちょっとだけ一言。
「さる組さんと5年生だから、2人で、仲直りできるよね〜」
すると、妹は。
「許さない!絶対仲直りしないもん!」
でも、内心は、2人とも、お父ちゃんは平等なんだ、と確信に変わったと思います。(試しの一言が良かったかは未知数です)
永遠にケンカが続くことはありません。いつか終わります。
今回は、久しぶりの大ゲンカでしたが、しばらくすると、仲直りして、楽しく一緒に遊び始めました。
兄弟ゲンカに親は介入しない。
どちらかの味方につくことはしない
これだけを守っていけは、長い目で見ると、「家族の中での平等」や「ケンカしても自分で仲直りすることができる」ということを学んでいくんだと思います。
こちら、私の好きな、Positive Discipline のPutting kids in the same boat です。兄弟ゲンカについての対応について書かれています。
https://www.positivediscipline.com/articles/sibling-fights-putting-kids-same-boat
年の離れた兄弟ゲンカの場合、どちらかというと、上の子の方に先に共感を示すくらいの方がよいと書かれています。信頼を示し2人に解決策を考えさせる。ハグをする。ユーモアを示す。など。
以下、前回の大ゲンカです。
兄妹げんかに介入しないと決めると、親も、気が楽になってきます(^ ^)