フレックスを導入しても出社が遅れると罪悪感。登園でも子供を急かしてしまう。

フレックスを導入しても出社が遅れると罪悪感。登園でも子供を急かしてしまう。

2019年3月16日

フレックス制度や在宅勤務の活用、残業削減、有給休暇消化率。

職場でも家でも、勇気づけの輪が広がることを本気で願っている、にっちゃんです。

2年前からフレックス制度が導入されましたか、いまだに、出社が遅れると罪悪感があり、登園で子供を急かしてしまいます。

やはり、働き方改革と勇気づけの子育ては、両輪と改めて実感しました。

目指す自分の価値観と会社の雰囲気は以下のイメージです。

<会社では>
ご迷惑おかけしました

ありがとうございました

有給消化率100%

<保育園では>
遅れてごめんね

待ってくれてありがとう

逆に子供を勇気づけ

なぜ、このようなイメージに行き着いたかを遡ると。。。

アドラー心理学を学んでいるとよく遭遇する5つの感情があります。

信頼感

所属感

貢献感

劣等感

罪悪感

一般的には

信頼感、所属感、貢献感はポジティブな感情

劣等感と罪悪感はネガティブな感情

に分類されると思います。

信頼感、所属感、貢献感は、自分もみんなもハッピーになれる、重要な感覚とされています。(アドラー式子育て講座のSMILE講座やPositive Disciplineなどの勇気づけの子育てでも、幸せになる重要な要素とされています)

これはイメージしやすいです。

自分はここにいてもいいんだ。

自分は役に立っている。

という感覚です。幸せな気持ちになります。

一方、劣等感や罪悪感も、同様に、捉え方によっては、自分もみんなもハッピーになる感覚になり得ます。ネガティブな感情にもポジティブ目的があるからです。

余談ですが、私もメルマガ購読している、心理カウンセラーのかとちゃんの下記の記事も是非ご覧ください。劣等感と罪悪感と仲良くしたい人に超おすすめです。

心理カウセリング メンタルコーチング 自己肯定感 自己受容 自己実現 成功 ココロと友達オフィス かとちゃん(加藤隆行) 心理カウンセラー&心理コーチ かとちゃ…
smart.reservestock.jp

劣等感があるから向上心がうまれ、罪悪感があるから、迷惑をかけないように配慮する。

努力して自分を高めて、他者貢献をする。

日本人の得意とするところでもありますよね。

ただ、他者貢献をする上で、自己犠牲の部分が強すぎることも。

自己犠牲が悪循環になると。。。

色々思い当たることがあります。。。

自分はこんなに頑張ってるのに!という、夫婦の頑張ってる比べ。

程度こそ違いますが、職場でも、あるあるだと思います。

ひどい時には、四面楚歌。
周りはみんな敵。

そんな経験、長い人生、誰でもあるのではないでしょうか。

すみません→まごころを込めてありがとう

ポジティブな目的があるとはいえ、やはり、劣等感や罪悪感は、取り扱い注意なところがあるのも事実です。

業務の改善をいろいろ試しているのに、思うように結果に繋がらないことがありますよね。

そこで、簡単にできることが。

すみません→ありがとうございます。

または、

すみません→すみません。ありがとうございます。

「すみません」は、謝罪と感謝の両方の意味がある、美しい日本語ですが、そればかりになると、気持ちの上で、罪悪感が増幅してしまうことも。脳や心が勘違いしてしまうんですね。

だったら、シンプルに。

まごころをこめて、ありがとう。

たったこれだけでも、私は、大きな変化が出てきました。

まごころのこもった、ありがとうは、勇気づけになります。まごころの込めてありがとうを言われたら、私は嬉しいです!

<信頼感/所属感/貢献感>と<劣等感/罪悪感>

7:3ぐらいの比率にしたいものです。

そのくらいの比率になれば、劣等感と罪悪感とも仲良くなれるような気がします。

そうすると、自分にも、周りにも、優しくなれる、という流れです。

すみません→ありがとう

そんな価値観や雰囲気が根づいてくると、働き方改革も進めやすくなってきました。

フレックスの活用
業務の早期化
仕事が終わったらすぐに帰る
残業の大幅な削減
業務のバックアップ体制の構築
有給消化率アップ
サービスレベルの向上

パパにとって(ママにとっても)、働き方改革とアドラー式子育ては、両輪だと、改めて実感しました。

超長時間労働が続き、有給も取れない状況では、勇気づけの子育てや、より良いパートナーシップを育むことは極めて困難です。

アドラー心理学 x 働き方改革 x アドラー式子育て

今後もたまにブログに綴っていきたいと思います。