フレックス制度や在宅勤務の活用、残業削減、有給休暇消化率。
職場でも家でも、勇気づけの輪が広がることを本気で願っている、にっちゃんです。
2年前からフレックス制度が導入されましたか、いまだに、出社が遅れると罪悪感があり、登園で子供を急かしてしまいます。
やはり、働き方改革と勇気づけの子育ては、両輪と改めて実感しました。
目指す自分の価値観と会社の雰囲気は以下のイメージです。
<会社では>
ご迷惑おかけしました
を
ありがとうございました
で
有給消化率100%
<保育園では>
遅れてごめんね
を
待ってくれてありがとう
で
逆に子供を勇気づけ
なぜ、このようなイメージに行き着いたかを遡ると。。。
アドラー心理学を学んでいるとよく遭遇する5つの感情があります。
信頼感
所属感
貢献感
劣等感
罪悪感
一般的には
信頼感、所属感、貢献感はポジティブな感情
劣等感と罪悪感はネガティブな感情
に分類されると思います。
信頼感、所属感、貢献感は、自分もみんなもハッピーになれる、重要な感覚とされています。(アドラー式子育て講座のSMILE講座やPositive Disciplineなどの勇気づけの子育てでも、幸せになる重要な要素とされています)
これはイメージしやすいです。
自分はここにいてもいいんだ。
自分は役に立っている。
という感覚です。幸せな気持ちになります。
一方、劣等感や罪悪感も、同様に、捉え方によっては、自分もみんなもハッピーになる感覚になり得ます。ネガティブな感情にもポジティブ目的があるからです。
余談ですが、私もメルマガ購読している、心理カウンセラーのかとちゃんの下記の記事も是非ご覧ください。劣等感と罪悪感と仲良くしたい人に超おすすめです。
劣等感があるから向上心がうまれ、罪悪感があるから、迷惑をかけないように配慮する。
努力して自分を高めて、他者貢献をする。
日本人の得意とするところでもありますよね。
ただ、他者貢献をする上で、自己犠牲の部分が強すぎることも。
自己犠牲が悪循環になると。。。
色々思い当たることがあります。。。
自分はこんなに頑張ってるのに!という、夫婦の頑張ってる比べ。
程度こそ違いますが、職場でも、あるあるだと思います。
ひどい時には、四面楚歌。
周りはみんな敵。
そんな経験、長い人生、誰でもあるのではないでしょうか。
すみません→まごころを込めてありがとう
ポジティブな目的があるとはいえ、やはり、劣等感や罪悪感は、取り扱い注意なところがあるのも事実です。
業務の改善をいろいろ試しているのに、思うように結果に繋がらないことがありますよね。
そこで、簡単にできることが。
すみません→ありがとうございます。
または、
すみません→すみません。ありがとうございます。
「すみません」は、謝罪と感謝の両方の意味がある、美しい日本語ですが、そればかりになると、気持ちの上で、罪悪感が増幅してしまうことも。脳や心が勘違いしてしまうんですね。
だったら、シンプルに。
まごころをこめて、ありがとう。
たったこれだけでも、私は、大きな変化が出てきました。
まごころのこもった、ありがとうは、勇気づけになります。まごころの込めてありがとうを言われたら、私は嬉しいです!
<信頼感/所属感/貢献感>と<劣等感/罪悪感>
7:3ぐらいの比率にしたいものです。
そのくらいの比率になれば、劣等感と罪悪感とも仲良くなれるような気がします。
そうすると、自分にも、周りにも、優しくなれる、という流れです。
すみません→ありがとう
そんな価値観や雰囲気が根づいてくると、働き方改革も進めやすくなってきました。
フレックスの活用
業務の早期化
仕事が終わったらすぐに帰る
残業の大幅な削減
業務のバックアップ体制の構築
有給消化率アップ
サービスレベルの向上
パパにとって(ママにとっても)、働き方改革とアドラー式子育ては、両輪だと、改めて実感しました。
超長時間労働が続き、有給も取れない状況では、勇気づけの子育てや、より良いパートナーシップを育むことは極めて困難です。
アドラー心理学 x 働き方改革 x アドラー式子育て
今後もたまにブログに綴っていきたいと思います。