論理的結末とは、子供の選択した行動の結末をあらかじめ合意しておくこと。
Positive Disciplineでは、4つのポイントが挙げられています。(Positive Disciplineの詳細はこちら)
関連性がある Related
尊重している Respectful
合理的である Reasonable
役に立つ Helpful
論理的結末は、一歩間違えると、罰になってしまうので、なかなか難しいです。
例えば、8時までにお風呂に入らなかったら1週間テレビ禁止ね。
一方的で、結末との関連性もあまりなく、合理的でなく、尊重もしていません。ほぼ、罰に等しいです。
そんな中、数少ない成功例が、お風呂に入るのが最後になったら、お風呂掃除をしてもらうこと。
今までは、お父ちゃんかお母ちゃんの仕事だったので、息子がなかなかお風呂に入らないとイライラしていました。寝るのが遅くなってもイライラですし。
4つのポイントに照らし合わせてみましょう。
お風呂に入るのが最後になることと、お風呂を掃除することは、関連性があります。
お兄ちゃんにとっての直接のメリットは、早く入るように、せかさないこと。お兄ちゃんにも合意してもらいました!つまり、お兄ちゃんのことを尊重しています。この納得感を持って合意してもらうことが1番重要です。
掃除の仕方も教えました。シュッシュして、流がすだけ。それほど難しくありません。最後に入らないようにすることもそれほど難しくありません。合理性もあります。
そして、役にも立ちます。掃除をすることにより、家族みんなの役にたっています。掃除の方法もわかり、自立にも繋がっています。
今日はお兄ちゃんが最後になり、お風呂掃除をしてもらいました。今となっては、自然なことになりました。
ありがとう、お兄ちゃん。