子どもがなかなかお風呂に入らないのイライラを論理的結末で解決

子どもがなかなかお風呂に入らないのイライラを論理的結末で解決

2019年12月8日

論理的結末とは、子供の選択した行動の結末をあらかじめ合意しておくこと。

Positive Disciplineでは、4つのポイントが挙げられています。(Positive Disciplineの詳細はこちら

関連性がある Related

尊重している Respectful

合理的である Reasonable

役に立つ Helpful

論理的結末は、一歩間違えると、罰になってしまうので、なかなか難しいです。

例えば、8時までにお風呂に入らなかったら1週間テレビ禁止ね。

一方的で、結末との関連性もあまりなく、合理的でなく、尊重もしていません。ほぼ、罰に等しいです。

そんな中、数少ない成功例が、お風呂に入るのが最後になったら、お風呂掃除をしてもらうこと。

今までは、お父ちゃんかお母ちゃんの仕事だったので、息子がなかなかお風呂に入らないとイライラしていました。寝るのが遅くなってもイライラですし。

4つのポイントに照らし合わせてみましょう。

お風呂に入るのが最後になることと、お風呂を掃除することは、関連性があります。

お兄ちゃんにとっての直接のメリットは、早く入るように、せかさないこと。お兄ちゃんにも合意してもらいました!つまり、お兄ちゃんのことを尊重しています。この納得感を持って合意してもらうことが1番重要です。

掃除の仕方も教えました。シュッシュして、流がすだけ。それほど難しくありません。最後に入らないようにすることもそれほど難しくありません。合理性もあります。

そして、役にも立ちます。掃除をすることにより、家族みんなの役にたっています。掃除の方法もわかり、自立にも繋がっています。

今日はお兄ちゃんが最後になり、お風呂掃除をしてもらいました。今となっては、自然なことになりました。

ありがとう、お兄ちゃん。