会社を休むのも仕事のうち?久しぶりの救急病院。アドラー心理学的にはどう捉える?

会社を休むのも仕事のうち?久しぶりの救急病院。アドラー心理学的にはどう捉える?

先日の夜中。体調が悪くなり救急病院に行きました。

コロナのこともあるので、正直、躊躇というか、どうしようかと思いましたが、痛みも酷くなって冷汗も出てきたので行くことに。

いろいろ検査してもらいましたが、すべて問題なし。痛みも和らぎ帰宅できました。

さて、アドラー心理学的には、これをどう捉えるか考えてみました。

身体の声に耳を傾ける

  • 自分の体調の変化をどう意味づける?・・・人それぞれ、意味づけが異なり、その意味づけが行動に影響を与えます。
  • その目的は?・・・体調の変化の原因ではなく、目的に注目します。

上記の2つの考え方から「身体は私にどんなメッセージを送っているのだろう」と身体の声に耳を傾けることにしました。

「最近、頑張ってたね。身体を休めよう」

とてもシンプルなメッセージと受け止めました。

体調を崩す→療養する

めっちゃ普通です。当たり前と言えば当たり前ですね。

痛みは治りましたが、会社は休むことにしました。

会社を休むのも仕事のうち?

会社を休むことの意味づけは人によって違います。

私は40代後半。会社はちょっと体調が悪いくらいでは休んではいけない。休んだらみんなに迷惑をかけてしまう。なんていう意味づけをしがちです。在宅勤務もあるので、なおさらです。ちょっとくらい調子が悪くても、仕事ができてしまいます。

コロナ禍ではどうでしょうか。風邪症状があったら出社すべきではありませんよね。万が一、コロナに感染していたら大変なことになります。

でもでもです。コロナ禍でも、陽性になった人が、風邪の症状があっても出社してしまっていたなんてニュースありますよね。

会社を休むのも仕事のうち。そんな意味づけができた方が自分もみんなも幸せになるのではないでしょうか。

起こった事実を変えることはできませんが、その意味づけは変えることができるんです。

できないことにはしない目的がある

体調が悪い→会社を休む

こんな当たり前のことが、できないこともありますよね。

あ。ここで、もう一つアドラー心理学的な捉え方です。自分の言葉に反応してしまいました。

できないしない

に書き換えると、自分が主体的に決めていることに気付きます。

会社を休むことができない→休まない

アドラー心理学の自己決定性という理論では、あえて、会社を休まないことを選択していると考えます。

会社を休まないことの方がメリットがあると思い、休まないと自己決定をしているんです。

であればです。決め直せばいいんです!

体調が悪くなった→会社を休む

休むかどうか迷いましたが休むことにしました。

上司には「今日はとても疲れているので、休暇を取って、身体を休ませることにします」とシンプルに伝えました。

自己犠牲になりがちな方へ

ちょっと自分を犠牲にしがちだったり、罪悪感を感じやすい方へ

半端なく自分のことを大切にすることをオススメします。

自分を大切にし始めると、違う世界が広がってきます。なぜか周りのみんなも優しくなるんです。

休むのは本当に仕事のうち?

補足です。これ、管理職の私から見ても本当なんです。綺麗事ではありません。

部下に定期的に休んでもらった方が、個人のスキルやチームの総合力が上がります。そして会社の業績やリスク管理にも繋がります。

状況によっては、有給もとらず残業もして頑張る時もありますが、普段、しっかり休んでおけば、そんな時に底力がでます。勝負どころの時もありますよね。

有給消化率が上がると会社の業績も良くなったといった記事もよく見かけます。

休む目的は、自分もみんなも幸せになり、会社の業績も上がる、ということになります。

体調が悪くても出社する→休むのも仕事のうち

自分も周りも幸せになる価値観への転換と言えるのではないでしょうか。

自分を大切にするとみんなにも優しくできる