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またまた子どもの勉強についてです。最近、息子に「勉強しなさい」の言葉がけが多くなっていました。
妻はストレートに勉強しなさい
私は間接的に好奇心をそそる質問
すっかり、息子は自分から勉強をしなくなっています。
今日は夏期講習の1日目。朝10時から3時まで塾で勉強をしてきたお兄ちゃんでした。
1日目と言うことで、教材の配布もあるので、久しぶりに、オンラインではなく、塾の教室で勉強をすることにしました。
久しぶりの塾で勉強はとても楽しかったようです(^^)
勉強時間を増やす方法の王道
勉強時間を増やす方法の王道は、勉強しなさいを言わないこと。
東大生の親のインタビューでよく見る「勉強しなさい」とは言いませんでした。子どものインタビューでよく見る「勉強しなさいとは言われたことはありませんでした」
半信半疑です。ニワトリとタマゴになってしまいますが、子どもが勝手に勉強するから親は何も言わなかったのでは?と思ってしまいます。
今日はそれを試してみました。
アドラー式子育ての基本「子どもを信頼する」
妻にも頼んで、今日は「勉強をしなさい」を一切言わないことにしました。間接的な言葉がけも一切なしです。
アドラー心理学の子育ての基本は子どもを信頼することです。妻の協力を得て、今日は、基本に立ち返り、信頼して見守ることにしました。
信頼して見守ると勉強時間は増えた?
晩御飯が終わると、テレビをみたり、妹と遊んだり、ブロックで遊んだり。勉強するそぶりはありません。
時間はどんどん過ぎていきます。
そぶりがあったかと思うと、遊びに戻ります。
さらに、時間はどんどん過ぎていきます。
イライラを我慢して、私は淡々と娘を寝かせることに気を使いました。
「寝る前にあと何するの?」(好奇心をそそる質問)
「デザートとブロック重ねるの〜」
デザートとブロック遊び、ハミガキを終えると、なんとか娘の寝かしつけに入ります。
9時頃になった時のことです。
ついに息子が動き出しました!
自分から勉強をし始めました!
結局、9時から10時までの1時間の勉強時間となりました。
息子の様子
- 「勉強しなさい」の言葉がけが全くない1日。穏やかな1日になったように見受けられます。
妻の感想
- 全然ダメだと思った。まだ本気を出していない。やる気が本当にあるのかと思った。
私の感想
- イライラもしましたが、1時間、勉強をしてくれたので安堵です。穏やかな夜でした。妻の感想を聞くまでは。。。妻の感想を聞いた後は、明日からの方針を改めて話し合いました。
いい目的といいところ(魅力)に着目する
息子も妻も私も、志望校に受かって欲しいという想いは一緒です。そしてその先の息子の夢を叶えてあげたいという想いも共通しています。
ただ、その方法というか、ペースというか、道筋なのか、違うとこもあります。それが夫婦喧嘩の火種になってしまうことも。
アドラー心理学では、人は、必ずいい目的に向かっていると考えます。そして、人は、みんな思っている以上に魅力的であると。
家族それぞれのいい目的と、それぞれのいいところ(魅力)に目を向けていけば、きっと、みんなが幸せになる道筋が見えてくるはずなんです。妻のいいところ。息子のいいところ。もっと注目していきます。
信頼して見守るのは長期視点が必要
信頼して見守るのは結構大変です。放置とも異なります。そして、効果はすぐには出ません。あくまでも長期視点なんです。見守ってコツコツ勇気づけをしていけば、確実に育っていきます。
とは言うものの中学受験はすぐ目の前です。
なかなか長期視点のみでは厳しいところがあります。妻の感想も分からなくもありません。
子どもを信頼した上で、その他の方法(環境を整えるなど)を組み合わせることで、バランスが取れるのではないかと思います。正解はありません。子どもへの勇気づけも植物に水をあげるようにコツコツです。