幼児さんが「きー(かんしゃく)」となったら、落ち着いて、ゆっくり、優しく

幼児さんが「きー(かんしゃく)」となったら、落ち着いて、ゆっくり、優しく

2019年10月24日

我が家のプリンセス(5歳)は、自分の思い通りにならないと、ちょこちょこ「きー」となります。(かんしゃくとまではいけませんが、そこそこ怒ります💢)

6歳上の優しいお兄ちゃんを泣かすことも。

困ったものです。

最近、娘のペースに巻き込まれることが多いことに気づきました。

娘が怒ると、お父ちゃんは慌ててしまうんですね。

アドラー式で「共感しなくちゃ」と思い、共感しようと試みるのですが、慌てながらの共感は、妻から見ると甘やかしに見えるようです。

娘(怒りながら)「〜したかった〜!」「〜がいい!」

父(慌てながら)「〜したかったのね〜」「〜がいいのね〜」

確かに

勇気づけというより、単なる、娘に振り回されるお父ちゃんでした。

そこで思い返したのが、アドラー式子育ての基本とも言える「共感ファースト」と「愛情ファースト」。

共感とは、相手の関心に関心を持つこと

要求をそのまま受け入れることではありません。要求を受け入れるだけなら、単なる、甘やかしですね。

愛情とは、ありのままの存在を受け入れること

要求を無条件で受け入れることではありません。要求に関係なく、存在そのものを受け入れることなんです。「甘やかし」ではなく「甘えさせること」と考えると分かりやすいです。

モンテッソーリ教育の基本は、子供を「観察」すること

相手の関心に関心を持つことと同じで、子供が本当に求めていることはなんなのか。行動の目的はなんなのか。子供の要求を聞くだけでなく、前後の行動や状況に興味を持って観察することが大切です。

アドラー式子育てとモンテッソーリ教育の鉄板の基本技

こんなことを書いてますが、私は単なる娘に慌てるお父ちゃんです。

そんなお父ちゃんが「共感」「愛情」「観察」を意識して取り組んだ具体的な方法は以下です。

・娘のペースに引き込まれない

・慌てない

・落ち着いてゆっくり話す

・優しく話す

怒っている娘のペースに引き込まれると「お父さんこわーい!」「そんな言い方しないで!」となり、さらに悪化します。

まずは

慌てず落ち着いて

これだけで、泥沼にハマることが激減しました。

「共感ファースト」「愛情ファースト」「観察」は、鉄板の基本技

だからこそ、空手の正拳突きと一緒で、繰り返しの練習が必要とも、改めて実感です。

優しく話し過ぎたら「お父さんキモーい」と言われました(^^)